パリのアパルトマンに滞在する個人旅行の虜となった、パリ旅行 ブログです。

メゾン アトリエ 藤田(maison atelier Foujita) パリ郊外

藤田嗣治(フジタ ツグハル)と言えば、パリで認められた日本人画家で
エコールドパリの巨匠のひとりであったフジタ。

そのフジタが晩年を過ごしたパリ郊外の家が見学できるとあって、
母のたっての希望により行ってきました。

まずは日本で情報収集をしました。

メゾン アトリエ フジタ(La Maison Ateler Foujita)へ行った方のブログを見ますと、
予約なしで見学できる土日は、バスが1時間に1本ということでしたので
平日に予約をするためメールをしました。

簡単なフランス語で予約すると、返事は翌日にフランス語と英語でメールがきました。
ただ平日ですと、現地AM10時か11時に時間を決めて予約して欲しいと言われました。

10時予約ですと、パリ発の時間が早くなりますし
11時予約ですと、すぐお昼になり見学時間が短いような気がしましたので
結局、土曜日14時からの予約なしの時間めがけて行くことに決めました。


行き方としては、
@パリからRERのB線のsaint remy les chevreuse 行きに乗り、Massy Palaiseau駅下車
(私の場合RER−B線Saint Michelからmassy -palaiseauまでは約30分間)

Aその後駅の外にあるバス乗り場から 91-06 番のバスSaint Quentin en Yvelines行きに乗り、
Rond Point Villiers で下車(約35分間)


Bそこからは500m徒歩7分ほどで、メゾン アトリエ フジタ
(La Maison Ateler Foujita)へ到着

という流れでした。


パリ旅行出発前にメゾン アトリエ フジタの方とのメールのやりとりで
RER−Bの乗車時間、91-06 番のバスの時刻、バス下車後の行き方を質問した際に
こちらも翌日に返事がきましたが、「バス時刻はこちらを見るように」と
教えられたバス会社のHPアドレスが間違っていて、
正しいアドレスを見つけるのに少し時間がかかりました。
さすがフランス人、詰めが甘いなと思いました。

正しいバス時間・91-06 番のバスSaint Quentin en Yvelines行きは、こちらからです
バス時間から逆算し、余裕を持ってRER−B線の時間を決めました。


バス下車後の徒歩7分のメゾン アトリエ フジタへの行き方説明は、
メール文のフランス語のアクセントが文字化けしたこともあり、
わかりずらいものでした↓。

「A la station de bus,rentrer dans le village ( ? droite de l'arr?t)
suivre la route tout droit jusqu'? la place du village,
tourner ? droite, c'est la route de Gif le mus?e est ? 500 m?
tres sur la gauche」

「バス停では、村へ戻り(バス停の右)村の広場までまっすぐ進み
右へ曲がります。Gifの道にでると美術館は500m先左手です。」

というようなことがメールに書かれていました↑。
とにかく、行ってみることにしました。


パリでは私の滞在アパルトマンから一番近いRER−B線サンミッシェル(Saint Michel)駅
から乗車するため、まずは窓口でmassy -palaiseauまでの乗車券を購入しました。
(お値段は忘れましたが、いつも使っている地下鉄の券(カルネ)では県外でした。)

久しぶりに乗るRERでしたが、メトロに比べると車内の照明が暗くて驚きました。
途中から地上を走るので、自然光を当てにしてあんなに暗いのかなと思いました。

RER−B線サンミッシェル(Saint Michel)駅から約30分ほどで
massy -palaiseau駅へ到着し下車しました。

massy -palaiseau駅には、たくさんのバス停があり、
91-06 番のバス停を探すのに時間がかかりました。

massy -palaiseau駅構内で駅員の女性に聞くと、
「あっち」と指差しで方角だけを教えてもらえました。(不親切)

とりあえず言われた方角へ行き、バスを待っている若い中国人男性に再度
「91-06 番のバス停を探している」と聞くと丁寧に教えてくれてやっとたどりつけました。

91-06 番のバスSaint Quentin en Yvelines行きの時間を再度確認します。

日本でバス時間を調べてそれに合わせて来きましたが、私の日本出発後にバス時間が
変更になり1時間も待たなければなりませんでした。(私も詰めが甘い・・・)

ランチの時間が微妙でしたし、町に2軒あるというレストランも週末は当てにならないと思い、
おにぎりを持参して行ったので、この待ち時間にバス停の外にある椅子で
食べました。暖かい日でよかったですが、寒い日でしたらRERの駅構内に
椅子があったと思います。

時間通りに観光バスのような大きなバスが来ましたので、バスか運転手さんに
Saint Quentin en Yvelines行きか確認し乗車しました。

さらに運転手さんに近い席に座り、「Rond Point Villiers で下車したいので
知らせて欲しい」と伝えておきました。


バスは郊外を走り、Rond Point Villiers で無事に下車しました。
早速帰りのバスMassy Palaiseau駅行きの時間をチェックしました。

普通は帰りのバス停は向かえ側にあるものですが、
一つのバス停で、行きも帰りも兼務しているようでした。


Rond Point Villiers バス停の直ぐ先には、
Villiers-Le-Bacle 村と、2軒のレストランもこの先にあると看板が出ていました。


まっすぐ進めばよかったのですが、私はバス停を背にすぐ右手の画像上の家の横道から
Rond Point Villiers へ入りました。

この時点で、メゾン アトリエ フジタのスタッフがメールで教えてくれた行き方が
全く役に立たず、一部左右逆?の案内となってしまいました。


パリとは違い、一軒屋が軒を連ねる住宅街を歩くと
rue des cosettes(コセット通り)と書かれてあり、


すぐに画像上の広場のような場所に出ました。
結局近くで庭仕事をしているムッシュに、フジタの家を探していると聞きました。


近所に方に聞いても、わかるようでわからない道を歩いていると
レオナード フジタ広場という看板を発見しました!
ちっ、近いはずだ!と確信しました。


レオナード フジタ広場を背に、左手に歩いてみると
つっ、ついにメゾン アトリエ 藤田(maison atelier Foujita)発見です!


入り口の塀には、 フジタの説明やメゾン アトリエ 藤田の
見学時間などのプレートがありました。すでに感動です!


門から入ると右手奥に画像上の家が見えました。
こちらはフジタの資料館ですが、スタッフで気の良さそうな若い女性二人が
外にいました。


フジタの資料館の入り口手前には、七夕のように短冊の下がった木がありました。


フジタの資料館では、”レオナード フジタとは”というような
紹介内容のDVDを20分ほど見せてくれました。


それから係りの女性の案内で、いよいよフジタが晩年の7年間を過ごした家を見学です。
最初は日本式1階のキッチン&ダイニングから見学しました。
フジタが手がけたお皿をはじめ、随所にフジタが手を加えた形跡が感じられ
とても可愛らしい空間でした。

階段を上がると、玄関・リビング・寝室がありました。
一軒家にしては狭い印象を受けますが、あらゆるものにフジタが手を加え
自分好みの家にしたという思い入れの感じられる家でした。

キッチンやリビングからは、裏庭の緑もたいへん美しく拝見できました。


日本式3階は、フジタの奥様でも気軽には入ることを許されなかったという
フジタのアトリエがありました。

こちらは天井が高く、広く、フジタの存在を生々しく感じることができました。
壁にはランスのノートルダム・ド・ラ・ペ礼拝堂に描いたフレスコ画の習作が残って
鳥肌が立つほどの感動です。

フジタは、自分の洋服は自分で製作していたようでミシンもありました。
自分を取り巻く生活品は自分で製作するという、一貫したフジタの美意識を
目で見て感じることができて感動しました。

キッチンとリビング階の説明は、日本語のイヤホンガイドを使用し
フジタのアトリエは、イヤホンガイドは回収されスピーカーから日本語の説明が流れます。


出口は、道路側にある玄関のドアから外へ出ました。
木製のドアも、もちろんフジタが彫刻して模様をつけた素敵なドアです。


ドアの上ににも、素敵な作品がありました。


エコールドパリで花開いたフジタですが、パリで成功後に日本へ帰っても
フジタの望むようには受け入れられず、結局失意のうちにフランスへ戻り
フランス人レオナール フジタとなり、パリ郊外のこの地で暮らしたということです。

そんなフジタの様々な想いも感じられる、そんな家でした。
わざわざパリから足を運ぶ価値が、私には充分感じられた忘れがたい訪問でした。


さらに、帰りのバスですが予定時間にバス停で待機していたのですが
行き(91-06 番)と帰りではバス(91-10番)の番号が違ったこと気が付かず、
1時間に1本のバスを逃してしましました(涙)。

方向の違う数種類のバスが一つのバス停を使っていますので、
バスが来たら運転手さんに「Massy Palaiseau駅へ行きますか?」と
面倒でも必ず聞いた方が懸命でだと思いました。
Massy Palaiseauと書いた紙を見せるだけでもよいと思います。

みすみすバスを逃し、1時間待たねばならず冒険せずにまた同じ道で
メゾン アトリエ 藤田へ戻ると、私達が帰る時に見学に来たパリ郊外在住の
日本の方が親切にも車で、最寄のRER−B線の駅まで車で送ってくださりました。
とてもありがたかったです。


<メゾン アトリエ 藤田(maison atelier Foujita)>

所在地 :7, Route de Gif, Villiers-Le-Bacle


■ Tel/fax :01.69.85.34.65


■ 開館情報

土曜日:14:00-17:00

日曜日:10:00-12:30、14:00-17:30

土・日曜日は入場無料

(予約も不要、ただし1グループ最大6名まで)


平日:(火・木・金曜日に開館)は要予約。


メゾン アトリエ 藤田(maison atelier Foujita)内は、撮影禁止のようでしたが
こちらのフランス美術館・博物館情報で詳しく解説されているので参考になります。

メゾン アトリエ 藤田のHPはこちらから

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