ピアノを弾く おじさん

人通りの多い、金曜の夜のサンジェルマン・デ・プレ教会前の広場。
大好きなお蕎麦屋 「YEN」 へ向かう途中、どこからともなく聞こえてくる
リストの「ラ・カンパネラ」。
ドゥマゴの横、ヴィトンの前あたりに、
路上パフォーマンスの、ピアノを弾くおじさんがいました。
遠くからでも聞こえた、その音色が美しく
早速チップ5ユーロを出して、聴く気が満々の私の母に
おじさんは、リクエスト表を見せてくれました。
もう一度、ラ・カンパネラをリクエストし、
すぐ近くのベンチへ座り、演奏を堪能しました。
早速出したチップに、心よくしたおじさんは
その後、何曲も弾いてくれました。
しかし、お蕎麦屋を予約していたため
早めに切り上げなければなりませんでした。
食後にもう一度広場へ戻ると、おじさんがまだ居るではありませんか!
早速またベンチに座りこみ、おじさんのピアノを堪能。
あのフジ子・ヘミングでさえ、「若いときは、ただ技術で弾いていた」と
言ったといいます。
年齢を重ねたから出せる音色。
このおじさんのピアノにも、そんな年輪を感ぜずにはいられませんでした。
22時を過ぎた頃、おじさんのピアノのバッテリーが突然切れ
今日の演奏会は、お開きとなりました。
週末の金・土曜日・18:30頃から、この場所が定位置らしいです。
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